iPhone 14の情報を再整理。自分だったらiPhone 15を待つかも

個人的には一つのイベントで最も新製品を購入したのが先日開催された3月のAppleのイベント。iPhone 13 Pro Maxの新色にMac StudioにStudio Displayとかなりお布施をしました。

ただやはりAppleのイベントといえば新型iPhoneが発表される9月がメインという印象です。今回は今年登場するiPhone 14シリーズと来年登場するiPhone 15についてまとめたいと思います。

iPhone 14の特徴。

Appleはユーザーの興味を引くためにわざと情報をリークしていることが明らかになっています。ただ発表イベントが盛り上がるように正しい情報とフェイクの情報を混ぜてリークさせているみたいです。

なので現時点での情報も確実とはいえませんがその上で改めて整理していきたいと思います。詳細なスペックなどは不明ですがiPhone 14シリーズの気になるポイントは大きく4つという感じです。

miniの廃止。

まず一つ目としてはminiの廃止。iPhone 12シリーズで当時世界最薄/最軽量の5G対応機種と正式発表されたiPhone 12 miniですが販売不調から発売から3ヶ月程度で生産停止の流れに。

おそらくiPhone 12 miniが発売される前から後継機種の開発も開発していた可能性がありiPhone 13 miniも昨年より発売されていますが今年ではついに後継機種が出ないとされています。

これで一つ明確になったのはCompactモデルのニーズがなくAppleでも売れないこと。なので今後Android含めてCompactモデルの登場は期待できない　一方でMaxモデルが追加に。

miniが廃止になりましたが無印モデルに6.7インチの大型モデルであるMaxが追加されるとの予測。実際に売れるかどうかは定かではありませんが市場のニーズを踏まえれば売れる可能性があります。

正式発表されるまで確定とはいえませんが頂いたコメントを見ているとminiに期待している人も一定数います。ただminiは廃止になるとの予測がかなり多いので購入するなら現行モデルという感じになります。

画面内指紋センサーの非搭載。

次に2つ目として生体認証ですが画面内指紋センサーの復活はほとんど期待できない状況に。Appleは画面内指紋センサーを復活するために開発チームを設けていたみたいですがすでに解散。

そして解散したチームはFace IDのチームに合流したとされており今後はFace IDの強化に。

解散したタイミングが定かではありませんが先日のiOS15.4から対象機種が限定されているとはいえマスクをつけた状態でも使えるようになったことから顔認証の欠点はほぼなくなった感じ。

また顔認証より指紋認証の方がユーザーによって相性が出やすい印象で合わない人が多い印象。

自分の親とかで見ても特に冬は指紋がなくなるから指紋認証だけだと不便としており使わなくなったiPhone 11 Proを渡して顔認証が使えるようになったらすごく喜んでいました。

3D顔認証と画面内指紋センサーの両方を搭載した場合のコストがかなりのネックになりそうでしたが従来通りFace IDだけであれば少なくとも生体認証でのコスト増加は考えにくい状況にあります。

iPhone 15 Proで復活すると期待されていましたが今後復活する可能性はかなり低いと思います。

何よりAndroidの顔認証は2Dのためセキュリティが低いですがFace IDの場合は3Dなのでセキュリティ面で見れば大きく異なりデメリットが大きく改善された以上復活させるメリットがない。

なのでiPhoneで画面内指紋センサーの復活を期待している人は諦めた方がいいように感じます。

Lightningの継続。

そして3つ目としてはLightningはおそらく継続です。直近でiPhone 14 ProのCADがリークしており図面をみる限りではおそらくLightningが継続しています。少なくとも欧州議会の採決次第ですがiPhone 14世代でUSB-Cに変更される可能性は低い。

また事前情報ではSIMトレイの廃止。iPhone 15では一部市場のモデルはSIMトレイが廃止されてeSIMオンリーになるとの予測。そして早ければiPhone 14でも廃止になる可能性があると予測されていましたがまだ存続かも。

iPhone 13で一部市場のモデルはDual eSIMに対応していることeSIMにもかなり積極的。なのでAppleは準備が整い次第廃止してもおかしくないですがこれはiPhone 15になるかも。

またUSB-Cに移行するまえにポートレスになるとの予測もありますがiPhone 14はポートありです。現行モデルはMagSafeでの最大充電速度が15Wと遅めですがiPhone 14で強化されたら布石かも。

現時点でポートレスへ移行する際のハードルとなっているのがワイヤレス充電の速度とBluetoothによる外部機器との接続です。この2つがクリアできれば移行するかもしれません。

何よりiPhone 14シリーズでもUSB-Cが搭載される可能性は現時点ではかなり低いと思います。

ラインナップの区別化。

そして4つ目としてはラインナップをより明確に区別化。近年のiPhoneは無印で2モデル展開。そしてProが2モデル展開となっておりiPhone 14ではより明確に区別化される可能性もあります。

一つはデザインでProシリーズのみノッチが廃止になりパンチホールデザインを採用すること。何と呼ぶのが正解なのか不明ですがピル型とパンチの2つを搭載している感じになります。

一方で無印は従来と同じノッチ。

そして同じくディスプレイに関して無印は60Hz表示のまま。直近の情報をみる限りサプライヤーであるLGの開発が間に合わなかったとされています。なのでサプライヤーがSamsungであるProシリーズのみが120Hz表示に対応する可能性が高いです。

またその理由は不明ですがProモデルのみ最新となるA16 Bionicを搭載するとの予測。現行モデルで見れば無印とProでは同じA15 Bionicを搭載していますがProに搭載されているのはGPUが強化されたバージョン。

このiPhone 13 Proが搭載しているA15 BionicをiPhone 14の無印モデルが採用するとの予測。また名称もA15Xという感じ変更される可能性もあります。今までは基本は同じ世代のSoCを採用していましたが今後は世代が異なる可能性があります。

そして最後にカメラですがリークしたiPhone 14 ProのCADからカメラ部分がさらに大型化。さらに本体の厚みなどが増していることから事前情報通りメインカメラセンサーの刷新。

Sony製の48MPカメラセンサーを採用予定ですでにSonyは生産を開始しているとされています。センサーの刷新の一番の目的は8K撮影に対応。ただ8K撮影を使わないとしてもセンサーサイズが大型化すればノイズの低減や画質はもちろんナイトモードの改善などにも期待できます。

iPhoneは基本ハイエンド向けSoCを搭載しているためちょっとややこしいですがAndroidで例えれば無印はよりミドルレンジ寄りでProはよりハイエンド寄りにという感じ。

ちなみに円安の状況などを考慮しなければiPhone 14のみ価格は据え置きになると予測されています。

iPhone 15の存在。

iPhone 14 Proシリーズのデザインの変更とメインカメラセンサーの刷新が分かりやすい特徴に。その他にも特徴があると思いますが現時点での情報を整理すればこんな感じです。

また現時点でiPhone 15シリーズで搭載が予測されている新機能が大きく2つあります。まず一つ目としてはペリスコープの搭載。ただ一部のAndroidのように望遠レンズを2つ搭載しない。

そのため光学式10倍くらいの画質強化がメインになる可能性がありデジタル100倍などは期待できないです。ズーム倍率が長ければいいという訳ではありませんがせめて光学式5倍にデジタル20倍くらいは欲しい。

iPhone 13で超広角の改善/iPhone 14でメインの改善/そしてiPhone 15で望遠の改善と3年かけてiPhoneのカメラが一段階強化される感じです。

また2つ目としてはUDCを採用する可能性。iPhone 14 Proではパンチホールを採用すると予測されていますがパンチ部分は小さくない。その存在感をわかりやすく言うとGalaxy S10+のピル型のデザインに近いとされています。

ただSamsungが現在開発を進めている新しいUDCがGalaxy Z Fold 5で採用される可能性。この新技術の特徴はディスプレイ部分が完全に透明になる。そのためディスプレイ下にインカメラや各種センサーを搭載してもディスプレイが干渉しないとされておりiPhone 15 Proも採用との予測。

Appleの求める品質はかなり高く現状のUDCを見ている限りだとクリアできなさそうですがこの技術の製品化が間に合って実装されれば完全にベゼルレスデザインになる可能性があります。

まとめ。

個人的には少しでもスペックを求めたい人やパンチホールが嫌いな人はiPhone 15を待つべき。自分だったらiPhone 14を購入せずiPhone 15シリーズが登場するまで待つと思います。

あとは現時点での情報がどの程度正しくいのか気になりますがこればかりは正式発表を待つだけ。とりあえず自分はiPhone 14 Pro Maxを購入してしっかりと比較レビューをしたいと思います。