Xperia 5Ⅳの新たな噂が判明。このスペックのままなら神機種

中国の有名なリーカーの話によれば今年の下半期にXperia 5シリーズやXperia PROシリーズの最新機種は登場しない可能性があると予測しており今年はXperia 5Ⅳがキャンセルされた可能性。

一方でXperia 5シリーズはXperia 10シリーズに迫る勢いがある売れ筋モデル。Xperia 1Ⅳが手が届きにくい価格になっているからこそXperia 5Ⅳには出てほしい。

今回NoteBook CheckがXperia 5Ⅳの一部スペックに言及しているのでまとめたいと思います。

ディスプレイ

最初に今回の情報通りのスペックでXperia 5Ⅳが登場すればXperia 5II以来の神機種です。ただ情報源がweiboであることからも噂半分に捉え今回の情報を楽しむことをおすすめします。

直近で見ればXperia 1Ⅳのメインカメラセンサーは48MPになるとか1/1.3インチになるとかWeibo発の噂が多数ありましたが残念なことにハズレばかりで今回もその可能性があります。

まずディスプレイサイズは6.1インチになるとしておりSnapdragon 8 Gen 1を搭載するとの予測。ディスプレイサイズは妥当で今回の情報では言及されていませんがおそらく表示解像度はFHD+。

リフレッシュレートは120HzでXperia 1Ⅳと異なりLTPO技術を採用した可変式に対応するかどうか。仮に対応した場合固定式と比較して平均で20%近く消費電力効率が改善されるとしています。

Xperia 5シリーズは決してディスプレイサイズが大きいわけでもなく表示解像度が高いわけでもない。ただスマホにおいてディスプレイは消費電力はかなり多いので可能な限り効率的な方がいい。

またXperia 5IIで先に120Hz表示に対応など過去の例を考えば先に可変式120Hz表示対応はありえる。さらにXperia 1ⅣにしろXperia 10Ⅳにしろディスプレイ輝度が大幅に改善しています。

このことからもXperia 5Ⅳで改善してもおかしくない。ちなみに海外サイトのディスプレイテストの結果を参考にするとクリエイターモードでの最大が600nitsとされておりXperia 1Ⅳと同じく50%改善されれば900nits程度になる可能性。

ちなみに現行モデルは手動調節の場合は300nits程度。なので今回の推測通りであればディスプレイはかなり明るくなったと実感できるレベルだと思います。

またXperia 1Ⅳで新しく対応したリアルタイムHDRドライブなども対応するかもしれません。今回の情報ではディスプレイ関連は6.1インチのみですがある程度全体像は推測できる感じ。

搭載SoC。

そしてSnapdragon 8 Gen 1を搭載していることも妥当。

中華メーカーやSamsungは今後Snapdragon 8+ Gen 1搭載機種を発売すると予測されていますがTSMCの4nmを採用したとはいえ実際にテスト機において期待されていたほど発熱は改善されておらず消費電力の改善も微妙。

Xperia 1ⅣがSnapdragon 8 Gen 1を搭載していることからもXperia 5Ⅳがそれ以上のSoCを搭載するとは考えにくく期待されているパフォーマンスがないのであればコストが上がるよりSnapdragon 8 Gen 1を搭載してXperia 1Ⅳと合わせてコストカットをした方がいいです。

カメラ構成。

そして次に今回の情報でカメラは12MP+12MP+12MPのトリプルレンズカメラになるとしています。またセンサーサイズなどもXperia 1Ⅳと同じで望遠は85mmから125mmの光学ズームに対応。

前モデルと同様にTOFセンサーは非搭載でAIで補完するオブジェクトトラッキングに対応する可能性。また単純に考えれば全ての画角で4K/120fps撮影や秒20コマのバースト撮影に対応する可能性。

さらにVideography Proに対応する可能性もあるので16mmから375mmのシームレスズームに対応かも。そして動画でも瞳フォーカスやオブジェクトトラッキング機能に対応する可能性があります。

前モデルで見ても基本Xperia 1ⅢとXperia 5Ⅲのカメラの大きな違いはTOFセンサーの有無。そのためリアルタイム追跡機能かオブジェクトトラッキング機能かという感じです。

なのでXperia 1ⅣとXperia 5Ⅳのカメラがほとんど共通化されていてもおかしくない。またインカメラに関してもXperia 1Ⅳと同じく12MPの01/2.9インチセンサーを採用としています。

容量構成。

ここまでの情報を見ると特段驚きがありません。ただ逆にここまではXperia 1Ⅳから見ても妥当の範囲でありおそらくほとんどそのまま実際に発表された時に採用されていてもいいスペック。

そしてここから信憑性も怪しくなるスペックで一つ目は容量構成としてストレージは128/256GB。これは現行モデルでもそうでキャリアモデルは128GBで直販モデルは256GBを採用などそのまま。

ただRAMに関しては8GBモデルに加えて12GBモデルが存在している可能性があるとしています。

Sonyが容量構成でバリエーションを豊富にするとは思えないので今回の情報通りであればRAM8GB/ROM128GBモデルもしくは中華圏などでRAM12GB/ROM256GBの上位モデルが販売されるかも。

単純にXperia 5Ⅳのスペックを強化するというよりはXperia 1Ⅳと共通化することで少しでもコストカットを優先しているのではという印象を受け結果スペック強化に繋がっているのかも。

バッテリー容量と電池持ち。

そしてバッテリー容量に関しては5000mAhになるとしておりXperia 1Ⅳと同じ容量になります。

すでに現行モデルでもソフトによる制御が強めの印象ですがXperia 1Ⅳのように消費電力を抑えるためにガチガチにソフトで制御した場合現行モデルよりさらに電池持ちが改善する可能性。

流石に電池持ちが悪かったXperia 1ⅢからXperia 1Ⅳほどの改善は期待できないですが仮に可変式120Hz表示+バッテリー大型化にソフトで消費電力の抑制で2割でも改善したらやばい。

現行のハイエンドで最も電池持ちが安定していると評価されているiPhone 13 Pro Maxの海外サイトにおけるバッテリーテストのスコアが121に対してXperia 5Ⅲは100なので仮に2割改善したら120とほぼ同じ電池持ちはハイエンドの中でかなり安定した部類になると思います。

流石にここまで改善することはなくてもXperia 5Ⅲよりは電池持ちが改善する可能性は高い。そして今回の情報では待望のワイヤレス充電に対応する可能性があるとしており個人的には歓喜。

ただ一方で気になるのはデザインでXperia 1ⅣやXperia 10Ⅳは共通してサイドフレームがフラット。これは従来と比較してバッテリー容量が増えているのにバッテリーサイズが小型化しているから。

今まではサイドフレームに丸みを持たせることで内部スペースを確保してきましたがバッテリー技術の進化に伴いその必要がなくなった。

単純にXperia 10ⅣはXperia 5Ⅲより筐体サイズが小さいのに5000mAhのバッテリーを搭載した上でサイドフレームがフラットに出来た。となればXperia 5Ⅳでも搭載できると思うかもしれませんがカメラセンサーに必要なスペースなどXperia 10Ⅳと結構違います。

このことからXperia 5Ⅳはサイドフレームをフラットに出来るかどうか。また大型バッテリーに加えワイヤレス充電に対応すれば余計に内部スペースは圧迫される。

となれば推測ですが筐体サイズが一緒ならサイドフレームはフラットかどうかは不明でも本体の厚みは少し増す可能性あり。おそらく筐体サイズ自体を大きくしてくるとは考えにくい。

なので本体の厚みとサイドフレームの形状で内部スペースを確保するように感じます。

搭載OS

また今回の情報ではまもなく生産を開始予定としていますが本体の生産を開始するのか。それとも関連の部品の生産が開始するのかは不明。またAndroid13を搭載するとも予測しています。

記事執筆時点でAndroid13は安定段階であるβ3まできており今後問題がなければ7月中には最終となるβ4の配信が開始され8月にはPixelに対して本配信が開始する可能性があります。

Android12の時と比較すれば約2ヶ月の前倒しになる可能性。Android12の時はSamsungなど配信が早いメーカーでも12月頃からの配信でSonyに関しては1月中旬以降からの配信開始。

逆に見ればSamsungは10月頃にAndroid13の配信を開始できる可能性がありSonyに関しては11月頃には配信を開始できる可能性。

標準搭載機種と既存機種への配信ではまだ違うと思いますが仮に10月から11月にXperia 5Ⅳを発表するとして7月から生産を開始するのか正直疑問です。

Xperia XZ1の頃は最新OSを標準搭載して発売という流れがありましたが近年は全くない。なので個人的にはAndroid13を標準搭載している可能性は低いようにも感じます。

まとめ

今回はXperia 5Ⅳに関する新たな噂が出てきたので推測も合わせてまとめてみました。今回のスペック通りであれば神機種にかなり近い存在になると思いますが一方で怖いのは値段。

Xperia 1Ⅳはグローバルモデルを参考にすれば1万円ちょっとの値上がりをしているのでXperia 5Ⅳも同様に値上がりすれば13万円前後が目安でキャリアモデルが14万円前後。

ただキャリアモデルでも13万円前後にしないとちょっと厳しいかなという印象もあります。Xperia 5ⅣはXperia 1Ⅳとの差別化の意味でも価格はかなり頑張ってほしいように感じます。

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