GoogleがCES2024で新機能発表。今後PixelはUWBが強化されるかも

GoogleはCES2023においてPixel Watchを経由したWatch Unlockを正式発表しており、2023年12月のFeature Dropで実装。その他一部WindowsとNear By Shareでデータの共有できるようになることを発表しておりAndroid14で対応。

GoogleがCESで発表したことは、その年のAndroidで実装される可能性があり新機能のヒントにも。そして今回9To5GoogleがCES2024で発表した新機能に言及しているのでざっくりとまとめたいと思います。

CES2024で発表された新機能。

まず一つ目として「Quick Share」でGoogleがSamsungと共同開発したデータ共有機能です。Googleは現行の「Near By Share」から名称を変更するのではないかと、Androidの内部コードからもリークしていましたが今回正式に発表された形になります。

SamsungのGalaxyはすでに実装しておりAndroidの標準機能になるとイメージするのが分かりやすく、今回の情報によるとGoogleは大手PCメーカーに対しても協力を仰ぎWindowsの方でもQuick Shareをプリインストールできるように進めているとしています。

少なくとも現時点ではLGが選ばれており、今後LG製のパソコンはQuick Shareをプリインストールしている流れになる可能性があること。ちなみにFast Pairに関しては2月にChromecastで実装されること。

なのでGoogle TVとイヤホンのペアリングなどがよりシームレスになるとしています。

再生デバイスの切り替えがシームレスに。

GoogleはUWBやその他のワイヤレス技術を使用して、YouTube MusicやSpotifyで曲を「タップしてキャスト」できるようにするとしています。UWBに対応していることが前提となるため現時点ではPixel 6 Pro/Pixel 7 Pro/Pixel 8 Pro/Pixel Fold/Pixel Tabletに限定されるのがネックです。

ただPixel 7 Proで再生している曲はPixel Tabletに切り替えたり、Pixel Tabletで再生している曲をPixel Foldで再生するなどシームレスに切り替えが可能になるとしています。

そしてキャストフロントにおいて、GoogleはTikTokなどショート形式のコンテンツを大画面に簡単に共有できるようになるとしています。この「タップしてキャスト」は今年の後半に対象機種限定で実装予定としています。

Android Autoの進化。

最後にAndroid Autoの進化にも言及しており、電気自動車がGoogle Mapとリアルタイムのバッテリー情報を共有できるようになること。またAndroid Automotiveのフロントではスマホで計画された旅行を車のナビで利用可能なGoogle Mapに送信ができるとしています。

つまり旅行の行き先などを車のGoogle Mapで共有できるになるので便利になる可能性があり、これはすでに実装されるとしています。少なくとも今回の発表を見る限りではUWBを重要視している可能性があり、車のデジタルキーなどの基礎技術に使われていることからも今後搭載Pixelが増える可能性があり、さらにPixel Watch 3でも実装してくる可能性があります。

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