先日よりExynos2400のパフォーマンステストの結果が続々と公開されており、ゲーム性能含めて思っていたよりもSnapdragon 8 Gen 3に対して健闘していることが判明しています。
今までのようなハズレSoCという感じではないみたいですが、電池持ち含めてSnapdragon 8 Gen 3に劣るところもあります。そして今回Phone Arenaが来年発表される可能性があるExynos2500に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
Samsung初の3nmを採用。
今回の情報によるとリーカーが以下のようにポストしていることが判明しました。
X5 MP1 : 3.3GHz~3.2GHz
A730 MP3 : 2.5GHz~2.3GHz
A730 MP2: ?GHz~?GHz
A520 MP4: ?GHz~?GHz https://t.co/FkgK2TNh9u— Connor / 코너 / コナー (@OreXda) January 21, 2024
一部情報によるとSamsungは「Exynos」からブランド名を「Dream」に変更するとも言われていますが、従来通りの命名規則であれば「Exynos2500」になる可能性。
そして今回の情報によるとExynos2500はSamsungの第2世代3nmプロセスルールである「3nm GAP/SF3」を採用した最初のチップになる可能性があるとしています。
3nm生産にゲートオールアラウンド(GAA)トランジスタを使用しており、これは電流漏れを制限し、ドライブ電流を増加させるチャネルの4つの側面すべてをカバーしています。
一方でTSMCに関しては2nmプロセスルールまではGAAを採用しないと言われており、Samsungの3nmプロセスルールは僅かに優位性がある可能性があるとしています。
アーキテクチャが判明。
そして今回の情報からもExynos2500はCortex-X5をメインコアに採用。少なくともSnapdragon 8 Gen 4ではTSMCの3nmプロセスルールを採用すると予測されている一方でアーキテクチャもオリオンコアに変更されるとの予測。
なのでExynos2500とSnapdragon 8 Gen 4では大きく道筋が異なり、さらにSnapdragon 8 Gen 4では高効率コアが廃止になると予測されている一方でExynos2500はCortex-A520を4つ搭載するとしており、ある意味保守的な構造となっています。
ちなみにDimensity9400はTSMCの3nmプロセスルールを採用した上で、3のCortex-X5を採用し5つのミドルコアを搭載すると予測されていることからも3社三様になるという感じでしょうか。
一部情報によると2025年にSamsungは独自SoCに切り替えると言われていますが、Exynos2500が採用されることがあるのか不明という感じです。