2022年登場Xperia 5Ⅳ。2022年モデルで狙い目になると思う理由

2021年に発売されたXperia 1ⅢやXperia 5Ⅲはかなり完成度が高くなった一方で来年はどうなるのか。従来のSonyのマーケティングでみれば2022年は命名規則含めフルモデルチェンジになる可能性もあります。

今回は現時点ではどうなるか不明ですが来年登場する新型Xperiaの中でXperia 5Ⅳが狙い目だと思う理由をまとめたいと思います。

スピーカーの進化。

Xperia 5IIが2020年10月に正式発表されたのに対してXperia 5Ⅲは2021年4月と僅か半年しか差がない。実際にいつからXperia 5Ⅲを開発していたか不明ですがXperia 5Ⅲは進化しきれていない印象を受けます。

ただXperia 5Ⅳは早くて来年の2月下旬に開催される可能性があるMWC2022。もしくは今年と同じであれば来年の4月頃に発表と約1年近くはあきます。
期間があかなかったからこそ最新機種であるXperia 5Ⅲは個人的に物足りない部分があり一つ目としてはスピーカーです。

前モデルであるXperia 5IIとXperia 5Ⅲを設定はもちろんDolby Atmosもダイナミックに設定していますがXperia 5IIの方が明らかに音質と音量がいいです。もちろんXperia 1Ⅲと比較してもXperia 1Ⅲの方が優秀です。

SonyがXperia 1Ⅲとの差別化のためなのか。内部スペースの問題なのか。原価コストの問題なのか不明ですがなぜXperia 1Ⅲと同じものを搭載しなかったのか。ここが不満の一つに繋がっている感じ。

Xperia 1IIとXperia 5IIではXperia 5IIの方がよりチューニングされていたので低音がよりはっきりしており音質がよく聞こえます。なので必ずしもXperia 1シリーズのスピーカーが優秀というわけではありません。

Xperia 1Ⅲのスピーカーがしっかりと改善されていることを確認できるからからこそXperia 5Ⅲは残念なことに物足りなく感じます。

現行世代で意図的にスピーカーを区別しているわけではないことが前提になりますがXperia 1ⅣとXperia 5Ⅳが同じスピーカーで同じチューニングを採用していれば音質に音量。そして共振問題と劇的な改善を期待できます。

また仮に共振問題からロック解除時のバイブの強さなどにも影響しているなら合わせて解決される可能性もあります。

電池持ちの改善。

そして次に2つ目としては電池持ちです。Xperia 5ⅢもSnapdragon888搭載機種であることを考えれば優秀です。ただ海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすればXperia 5IIが102でXperia 5Ⅲが100と悪化しています。

SoCによる問題のためなんとも言えない部分ですが前モデルより電池持ちが悪化しているのは残念です。Xperia 1Ⅲも前モデル対比で電池持ちが悪化していますが電池持ちが安定しているXperia 5シリーズとは訳が違います。

あくまでも噂に過ぎませんがXperia 1Ⅳでは世界初の可変式4K/120Hz表示に対応する可能性。ディスプレイの進化とみた時にLTPO技術を採用した可変式に対応するのは妥当な流れだと思います。

一部メーカーの機種は120Hz表示以上。Snapdragon888もWQHD+の表示解像度で見れば最大144Hz表示まで対応していますがそれを活かせるコンテンツがない以上120Hz表示は維持は妥当かもしれません。

Xperia 5IIとXperia 5Ⅲではディスプレイのスペックでみればほぼ進化をしていません。目立った進化させようがないとなるかもしれませんがちょっと物足りなく感じる要因だと思います。

Xperia 5Ⅳで可変式の120Hz表示に対応すれば消費電力効率は最大で20%程度改善する可能性もあります。なので搭載するバッテリー容量とSoCが一緒でも可変式を採用するだけで電池持ちはXperia 5II以上に。

ただ先日の記事でもまとめさせて頂きましたが11月下旬に発表される最新のSoCがどうなるかは不明。現時点での情報を考慮すれば発熱や燃費の悪さが大幅に改善されるとは正直期待できない状況にあります。

ただメーカーとしてもSoCのせいとか言っている場合じゃないので何がなんでもチューニングしてくると思います。

仮にSnapdragon8 Gen1がSnapdragon888と同じ燃費の悪さでも可変式を採用すれば電池持ちが改善。またSnapdragon898の燃費が少し改善しているのであれば可変式を採用しなくても電池持ちが改善される可能性。

個人的にXperia 5シリーズの特徴と言えば安定性だと思っておりトータルバランスが非常に重要。Snapdragon8 Gen1にも影響される部分ではありますが事前情報を考慮すれば電池持ちの改善に期待できます。

予測できないスペックも。

少なくともこの2つに関しては改善を期待できる。一方で予測しにくいスペックもあります。

ワイヤレス充電への対応。

まず一つ目がワイヤレス充電です。内部スペースの問題なのか。コストの問題なのか。それともXperia 1シリーズとの差別化のためなのか不明ですが非対応。

ただ10万円を超えるハイエンドでワイヤレス充電非対応機種もそうそうないのでそろそろ搭載して欲しい。ワイヤレス充電の原価コストがどの程度なのか把握していませんがiPhone SE/2020でも対応しているのでそこまで原価コストが高いわけではないように感じます。

ワイヤレス充電非対応にして、その分放熱対策を強化しているとの話もありますがワイヤレス充電を待望しているユーザーが多いので多少コストが嵩んでも対応して欲しいところです。

TOFセンサーの搭載。

そしてもう一つよめないのがリアカメラです。2019年モデルではXperia 1とXperia 5ではメインカメラセンサーが違いましたが2020年モデル以降は一緒。

一方で2020年モデル以降大きな違いとしてはXperia 1シリーズのみTOFセンサーを搭載していることです。シリーズでの差別化という面でXperia 5Ⅳでは非対応の可能性もあります。

あくまでも噂に過ぎませんがXperia 1Ⅳは50MP+48MP+48MP+48MP+TOFセンサーのクアッドレンズ構成になる可能性があると予測されています。仮にこの情報通りになればカメラレンズがフルモデルチェンジになるのでXperia 5Ⅳでも見直しが入る可能性。

Xperia 1ⅢとXperia 5Ⅲを同時に使って感じるのはTOFセンサーの有無が大きな差につながっていること。特に新機能となった105mmの光学式4.4倍ズーム撮影時。

被写体が大きい場合はそこまで差を感じない。ただ被写体が小さいかつ複雑な形状となると個人的には地味に気になる部分です。またXperia 1Ⅲの新機能であるリアルタイム追跡機能。

TOFセンサーを使用することで被写体をより正確に認識。ただXperia 5ⅢではTOFセンサーがないのでAIを駆使したオブジェクトトラッキング機能と動く被写体を撮影する時にも地味に差を感じます。

Xperia 5Ⅲの方は一度ピントがずれてしまうとやはり復帰するまでに時間がかかるという印象です。やはりフォーカスに力をいれている機種だからこそ1シリーズでも5シリーズでも共通化して欲しいとは個人的に思います。

まとめ。

現時点で情報はありませんがおそらく来年の上半期に正式発表される可能性。少なくともスピーカーと電池持ちがより改善されるだけでも2022年モデルの中ではかなりおすすめしやすい。

Xperia 5Ⅲが想定していたより安いからこそXperia 5Ⅳの価格もそこまで心配していません。Xperia 5Ⅲを買うかXperia 5Ⅳを待つか悩んでいる人は少なくとも年末まで待ったほうがいいと思います。

年内にはSnapdragon898を搭載した機種が発売されると予測されておりその評価を見ればSoCによる発熱や電池持ちがどうなっているのかある程度見通しがつくと思います。

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