2021年に正式発表されると予測されていたGoogleの新製品のうち実際に発表されなかったのは2つ。一つはその発売がキャンセルされたと言われているGoogle Pixel Fold。
そしてもう一つは半導体不足の影響からも発表が延期されたと言われているPixel Watch。ただPixel Foldと異なり現時点でキャンセルされたという情報もなく、先日の情報からもロハンというコードネームで開発されていることが判明。
今回Phone ArenaによるとGoogle Pixel Watchのマーケティング画像がリークしたと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
マーケティング画像がリーク。
Apple Watch series 7の情報をハズしただけでその情報の信頼性を失っているJon Prosser氏。ただ的中率100%のリーカーなんて存在しないこと。さらに過去の同氏の実績を考慮すればある程度信頼できると思います。
上記の画像はだいぶ前にPixel Watchとして公開したレンダリング画像。丸型の形状にTensorによってのデザインが特徴になっていますが、今回新たにマーケティング画像がリーク。
先日の情報ではコードネームはあっても製品名は決まっていない。Google社内ではAndroid Watchと呼ばれているなんて情報もありましたが、今回の画像を確認する限り製品名はそのままGoogle Pixel Watch。
またデザインも同氏が公開したものと非常に似ています。Apple Watchのデジタルクラウンのようなものがあるのが気になります。少なくともApple Watchと同程度の価格になると予測されており、GoogleもApple Watchはかなり意識していると思われます。
少なくとも今回の画像はGoogle内部からの情報としています。同氏がGalaxy S22 Ultra関連のリーク情報においてSamsungから法的措置をとられる可能性がある中、今回Pixel Watchのリーク情報をYouTubeで公開したことはまさに勇敢だと評価しています。
Galaxy Watchの動き。
Googleはスマートウォッチ用のOSであるWearOSの開発が芳しくなく今までスマートウォッチを発売できなかった可能性があるとした上で、SamsungがGalaxy Watch 4でWear OSを搭載したことで大きく流れが変わった可能性があるとしています。
Samsungは今まで独自OSであるTizenを搭載してきましたが最新世代ではついにWearOSに切り替え。このことでWearOSの完成度が上がり、GoogleがPixel Watchを発売するための追い風になっている可能性があるとしています。
とはいえ現時点でPixel Watchで何ができるのか。何か特別なことがあるのかなど不明。Google初のスマートウォッチで何を提案してくれるのか今から非常に楽しみです。