自分は知らなかった。iOSでAndroidで必要なRAM容量の違い

スペックに控えめな印象だったXperiaとPixel。最上位モデルで見ればXperia 1ⅢもGoogle Pixel 6 ProもRAM12GBまで強化されています。一方でAppleの最上位モデルであるiPhone 13 Pro MaxのRAMは6GB。

今回GizchinaがiPhoneはなぜAndroidより少ないRAMでも快適に動作することができるのかその理由について言及しているので簡単にまとめたいと思います。

バックグラウンドのメカニズム。

まずAndroidの方がRAMをより消費しやすい一つの理由としてバックグランドに差があるとしています。アプリを使っていなくてもバックグラウンドで動作している場合、そのアプリを使っていなくてもRAMの消費量は一緒。

一方でiOSの場合は簡単に言えば仮想のバックグランドであり、実際にアプリを使っていない時は一時中止。そのため使っていないアプリがRAMを消費しないとしています。

iOSの場合、ユーザーがそのアプリを使うのを中断した場合、中断された時点でのステータスが記録されアプリ自体は一時停止。そして再びアプリを開いた場合記録したステータスから再開するとしています。

まず一つ目としてバックグラウンド時でのアプリの動作に違いがあり、iOSの方がより少ないRAMでも安定した動作がしやすい。

アプリのレビューとサンドボックス。

次に2つ目として、まずApp Storeで配信されているアプリはAppleの厳格なレビューを通過していること。すごくざっくりいうとアプリの仕様も型ががっつり決まっており、それに沿った仕様じゃないと配信できない。

一方でAndroidの場合そこまでガチガチじゃない。そのためiOSである程度アプリの仕様が統一されているため本体のスペックもどの程度あれば快適に動くか判断できるのに対して、Androidの場合はむしろアプリを快適に動かすために本体のスペックを強化している感じ。

またiOSはサンドボックスメカニズムを採用しており、アプリごとに独立したサンドボックスに配置。そのためアプリが他のアプリに影響を与えることがない。一方でAndroidでは採用されていないらしく他のアプリが他のアプリの動作に影響を及ぼす可能性があること。

少なくともアプリの仕様がある程度統一されているため本体のスペックがどの程度あれば十分にカバーできるか判断しやすい。

むしろiPhone 13 Pro MaxなどがRAM6GBに対応しているのは、アプリの挙動どうこうより4K/60fps撮影やシネマティックモードなどをより快適に動作させるために強化されている感じです。

統合されたプッシュサービスがある。

また通知の仕様にも違いがあり、iOSの場合はAppleのサーバーを介して均一にプッシュされる。そのためアプリを開かなくても通知を受信することができる。

一方でAndroidの場合はオープンソースのため統一された通知の仕様がない。そのため通知ひとつでみてもiSOの方がより節約することができるとしています。少なくともAndroidはオープンソースのためにアプリはもちろん通知にも統一性がない。

そのためアプリが快適に使える+より強化したスペックの動作性を担保するためにはより多くのRAMがあった方がいい。一方でiOSはAndroidと比較すると閉鎖的なため仕様がある程度統一されているからより少ないRAMでも快適に動作するとしています。

来年登場するiPhone 14 Proシリーズは8K撮影に対応すると予測されており、8K撮影に必要なためRAM8GBに強化されると予測されています。

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文章で伝えられない魅力を

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