2021年末にXiaomiは最新機種であるXiaomi 12シリーズを正式発表。フラッグシップシリーズとなっており、標準モデルであるXiaomi 12。そして上位モデルであるXiaomi 12 Pro。また廉価モデルであるXiaomi 12X。
また今年の第1四半期には最上位モデルであるXiaomi 12 Ultraも発表されるとの予測。個人的に気になるのはやはりSnapdragon 8 Gen 1の発熱と燃費。今回GizChinaがXiaomi 12 Proの発熱について言及しているので簡単にまとめたいと思います。
売り上げは順調。
今回の情報によると、XiaomiはXiaomi 12シリーズの先行販売における販売台数を明らかにしたとしています。
販売台数 | |
Xiaomi Mi 11 | 15億元 |
Xiaomi 12シリーズ | 18億元 |
これらの販売台数は先行予約が開始5分間における販売台数になります。すごいかどうかは別としてもXiaomi 12シリーズはしっかり前モデル以上の売り上げを記録。
ただ注意しなければいけないのは2020年末に発売されたのはMi 11のみでXiaomi 12シリーズに関しては3機種です。販売台数を上回っていますがラインナップを考えるとちょっとインパクトが弱い印象も受けます。
すでに半導体不足の影響を受けている可能性が高く、今後販売台数を伸ばせるかは半導体の在庫状況次第とも言えます。ちなみにXiaomi 12Xが搭載しているSnapdragon870に関してXiaomiは膨大な在庫量を確保していると言われているので問題ないと思われます。
発熱問題はそこまで心配する必要性なし?
発表イベントでも発熱対策をアピールしていましたが、今回の情報によるとXiaomi 12 Proの温度制御はうまく機能しているとしています。王者栄耀というゲームで30分間プレイしたところ平均フレームレートは119.9fpsであるとしています。
かなり負荷がかかるゲームですが30分プレイしてもまずパフォーマンスがほぼ落ちていないこと。さらに筐体の最高温度は43.5度としています。決して発熱しないわけではありませんが、高負荷のゲームを30分してこの程度の温度であればSnapdragon888よりはマシ。
ただ今回の情報だけではSnapdragon 8 Gen 1自体が改善されているのか。それともXiaomi 12 Proの放熱対策がすごいのか。その両方なのかは不明。まだデータが少ないため何ともいえませんが、Mi 11の時のような感じではないのかもしれません。
Twitterなどを確認すると日本でも発売される可能性があると噂されています。今後の販売状況にも注目したいところです。