Pixel 6aと悩むなら。Google Pixel 6の購入は待った方がいいと思う理由

Pixel 6シリーズで初の搭載となったGoogle Tensor。Googleによれば既製品でGoogleが求めることを実現するのが難しく約4年前から開発をしていてようやく2021年に実装した製品を発売に。

またGoogleにとってGoogle Tensorの存在が今後のラインナップに大きな影響を及ぼす可能性もあります。今回はPixel 6aの存在が気になる人は今Pixel 6を購入しない方がいいと思う理由についてまとめたいと思います。

Pixel 6 Proは悩む必要性なし。

まず前提としてPixel 6 Proの購入を考えている人はPixel 6aを待たずPixel 6 Proを購入するべきです。少なくとも事前情報を確認する限りでPixel 6aはPixel 6 Proのようにペリスコープを搭載することはない。

また可変式の120Hz表示や今後アップデートで対応すると予測されている顔認証にもおそらく非対応です。Pixel 6とPixel 6 Proでも明確なスペックの差があるのでPixel 6aと比較すればより差がはっきりします。

なのでPixel 6 Proの購入を考えている人は悩む必要性はないと思います。

アップデートでの改善。

一方でPixel 6aとPixel 6で悩んでいる場合個人的には今購入するなら待つことがおすすめ。まず一つ目の理由として動画撮影時点でPixel 6のバグや不具合が多くまだまだ安定していないこと。

バグや不具合は全個体に共通して全ての事象が発生するわけではないので一概に不安定は言えません。ただ現状でGoogleが把握しているバグの数が相当多く今後アップデートでどんどん安定すると思います。

何より当初の予定では2021年の12月中旬に配信予定だったアップデートが1月中旬にようやく配信開始。アップデート配信時期が約1ヶ月ずれたことで1月のアップデートは包括。

ただ今後2月のアップデート。また12月のアップデートはFeature Dropを包括していたため今後の配信時期に影響が出る可能性もあります。もちろん今後アップデートで重大なバグが発生しないことが前提になりますが3月頃には落ち着きそうな感じ。

一方で一部情報によるとPixel 6aは3月に登場するという話もありこの情報が本当かどうか定かではありませんが3月にアップデートが落ち着く。そしてそのタイミングでPixel 6aが発表されるとなれば待った方がいい。

3月に発表されなかったらまた別の話になってきますがとりあえずPixel 6のアップデートが落ち着くまでは待てる人は待った方が購入後もより満足して使える可能性が高いと思います。

電池持ちと発熱。

そして2つ目の理由としては電池持ちや発熱が改善されている可能性があること。少なくともPixel 6aの購入を考えている人はベンチマークスコアなどパフォーマンスが最優先ではない人。

すでにPixel 6aのCADを元に作成されたレンダリング画像がリークしていますがその本体サイズからもPixel 6より一回りいかないくらい小さいです。そのため内部スペースがより制限されバッテリー容量も小さくなる可能性。

Pixel 5aの脅威的な電池持ちをみる限りGoogleとしても廉価モデルの電池持ちはかなり意識している可能性。となればPixel 6aでも電池持ちの改善に努める可能性。

とはいっても大型バッテリーを搭載できるわけでもなくハードでの改善には限界がある。となればGoogle Tensorをソフトで制御してくる可能性があります。

現にGoogleは発売当初のPixel 5を発熱や電池持ちを優先するためにソフトで制御していました。その後アップデートで解除しており、その時はGPU性能が大幅に強化されたと上手くアピールしています。

現に制限していた機種が存在しているからこそPixel 6aでも電池持ちや発熱を優先して制限してもおかしくない。パフォーマンスを例え制限したとしてもPixel 5aなどが搭載しているSnapdragon765Gより高性能の可能性。

少なくとも廉価モデルの中ではかなり十分なパフォーマンスを実現していると期待することができます。

またパフォーマンスを制限したとしてもGoogle Tensorを搭載して発生するメリットは享受できる可能性があり例えばアップデートサポート期間はおそらくメジャーアップデートが3年にセキュリティアップデートが5年。

またオフラインにおける文字起こし機能やリアルタイム翻訳機能。さらに消しゴムマジックなどにも対応が期待。廉価モデルとして求められる電池持ちの良さを実現しつつもパフォーマンスはハイエンド相当に。

さらにPixel 6で対応した新機能なども使える可能性があるのでゲームをバリバリやらないユーザーからすればより長く安心して使える仕様にまとまっている可能性があります。

スペックの違い。

そして3つ目としてスペックの差が劇的にあるわけじゃない。例えばPixel 5aとPixel 5で比較した場合Pixel 5a。つまり廉価モデルのメリットの一つがイヤホンジャックを搭載していること。

ただ残念なことにリークしているレンダリング画像を確認する限りではPixel 6aはイヤホンジャックを非搭載。また廉価モデルがコストカットのために削られるスペックもざっくり見えば防水/防塵にワイヤレス充電。

そして高リフレッシュレートという感じ。Pixel 5aでIP67に対応したことを考えれば同様に対応する可能性。一方でワイヤレス充電に関しては現時点で情報なし。

コストカットのために充電速度も18Wのままでワイヤレス充電は非対応かもしれません。

ただライバル機種であるiPhone SEが対応していること。そしてPixel Standが発売されたことからも対応してもいいように感じます。そして高リフレッシュレートはおそらく非対応。

ここを一緒にしてしまうとPixel 6との差別化が難しくなるのでおそらく非対応だと思います。なのでユーザーからすればワイヤレス充電が必要かどうか。そして高リフレッシュレートが必要かどうかで判断。

もちろん詳細なスペックが発表されないと分からない部分もありますが分かりやすい違いとしてこんな感じ。ワイヤレス充電や高リフレッシュレートがあまり優先的ではない人はPixel 6aまで待ってもいいと思います。

カメラの違い。

そして4つ目としてカメラの違いですがPixel 6aのカメラセンサーは事前情報通りであればメインとインカメラはPixel 5aと同じ。そして超広角はPixel 6と同じとされておりざっくり言えばPixel 5aと同じです。

なので廉価モデルに求められる簡単に綺麗に撮影できるというニーズは十分に満たしていると思います。何より写真撮影に関してはポートレートやナイトモード含めて他のハイエンドに遜色ないレベルの可能性。

Pixel 6のカメラとPixel 5aのカメラは過去記事で比較しているため詳細はそちらを見て欲しいですが大きな違いとしては2つ。一つ目としてはボケ感。Pixel 6の方がかなり大きなカメラセンサーを搭載。

そのためポートレートモードではなく通常撮影においてもPixel 5aより自然なボケ感で撮影が可能に。Pixel 5aでみれば補正がきつく感じることがあります。

そして2つ目としては2倍での動画撮影。Pixel 6は50MPのメインカメラセンサーを搭載しており通常は12.5MPにクロップされています。ただ2倍での動画撮影時など一定の条件下だとクロップなしでの撮影が可能になりその時に大きな差を実感。

自分が今まで比較した中では動画を2倍で撮影する時に最も画質や色味の部分で大きく差を感じた印象です。もちろん大型センサーを搭載したことで感光性が改善し日中はもちろん低照度の環境での撮影も改善。

ただPixel 5aでも十分なカメラを搭載していることからも多くのユーザーはPixel 5aで満足できる。つまりPixel 6aのカメラでも満足できる可能性大。 何よりカメラに拘るならPixel 6 Proを選んだ方がいいです。

まとめ。

あくまでも3月頃にならないとPixel 6シリーズのアップデートが落ち着かない。そしてPixel 6aが3月に発表される可能性があるという情報が前提の上で今悩んでいるなら待った方がいいと個人的に思います。

もしPixel 6aが3月に発表されなかったら5月もしくは8月の発表が濃厚になるという感じです。Pixel 6aの登場時期はまだなんともですがPixel 6に関しては焦って購入する必要性はないように感じます。

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