Googleは先日にGoogle I/Oを現地時間の5月11日より開催することを明らかにしました。このイベントのメインはAndroid13がメインになると思いますが新製品が発表されるかどうか。
一部情報ではPixel 6aに加えPixel初のスマートウォッチであるPixel Watchが発表かもしれません。ただ個人的に今年一番気になるのがGoogle初の折りたたみ式機種であるPixel NotePad。
今回Phone ArenaによるとPixel NotePadの発売時期について言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
第3四半期より動きあり。
当初の予測ではPixel NotePad用のディスプレイは2021年第3四半期に生産開始予定。ただ実際にはPixel 6シリーズのイベントで発表されることもなく2021年に発表されることもなく終了。
一部情報では競合他社の機種と比較して競争力の価格設定にできないことからキャンセルされたとしています。ただ今年に入ってから情報が増えてきており今年の後半までに発売されると予測されています。
ディスプレイ関連の情報に精通している人物からの情報としてPixel NotePad用のディスプレイは今年の第3四半期から生産予定であることが新たに判明したとされていましたが今回の情報によるとディスプレイに限らず本体の大量生産が第3四半期から開始するとの予測。
また信頼のある情報源からリークとして遅くても今年の年末までにはグローバル市場で発売予定。なので今回の情報と直近の情報でも一致しており第3四半期以降に登場する可能性が高いと言えます。
ちなみにPixel 7シリーズに関してはディスプレイの生産が例年より1ヶ月早く開始予定。
このことからも例年より早く9月に正式発表される可能性があると予測されていますがPixel NotePadも第3四半期の終わりから生産を開始しない限りは同時に発表されてもいい感じ。
ただ事前情報でPixel NetePadはGoogle Tensorを搭載。一方でPixel 7シリーズは内部コードからも第2世代を搭載すると予測されており同時期に発表することでスペックが見劣りしないのか。
ユーザーへの印象が悪くないのかなど懸念していましたが今回の情報ではPixel 7シリーズと同じく第2世代のGoogle Tensorを搭載している可能性があるとしています。
少なくともカメラスペックでは見劣りする可能性がありますがSoCが同じだけでも印象が違う。ただ内部コードからもPixel 6やPixel NotePadにPixel 6aのコードネームはトリから採用。
一方でPixel 7シリーズは猫科から採用しておりどのように区切りをつけているのか。
個人的には搭載しているSoCで区切りをつけているのかと思っていましたが今回の情報通りであれば少なくともSoCではないことになります。ただ何より2世代目を搭載するならちょっと安心ですが半導体不足がより深刻化すると予測されている中価格がどうなるのかは気になるところです。
Galaxy Z Fold 4の存在。
今年は多くのメーカーが折りたたみ式機種を発表すると予測されており出荷台数の予測もトータルで前年対比2倍になるとの予測。ただ多くのメーカーが出してもやはり注目株はGalaxy Zシリーズ。
特に最も折りたたみ式機種らしい使い方ができるGalaxy Z Fold 4がどのような進化を遂げるのか。
完成度に関してはGalaxy Z Fold 3の時点でかなり高いのはいうまではありませんが後継機種ではやはり進化を求められ進化をしているならさらに注目を集める可能性。
ただ韓国の情報からとして少なくともデザインに関しては大きな変更はほぼないとされています。本体のデザインに直結するメインディスプレイサイズとアスペクト比にほぼ変更がないとしています。
個人的にGalaxy Z Fold 3を使っていて欲を言えばサブディスプレイのアスペクト比の改善。サブディスプレイのアスペクト比が25:9とかなり縦長で正直使いやすいとは思えません。
Samsungとしてはおそらくメインディスプレイで使うことを想定しておりサブディスプレイはあくまでも補助的な存在と考えていることからもそこまで重要視していない可能性が高いです。
ただ他の折りたたみ式機種を見れば縦長でもアスペクト比21:9を採用しておりOppo Find Nは18:9を採用。やはり折り畳んだ時も出来るだけ普通のスマホに近い感じで使えた方が使いやすいように感じます。
ただ今回の情報通りであればサブディスプレイが使いにくいままということになります。また他のスペックにも言及しておりカメラに関しては改善程度。
ちなみに一部情報ではGalaxy S22と同じになるとされておりGalaxy S22 Ultraのようなカメラには期待出来ない。またSnapdragon 8 Gen 1+を搭載すると予測されている中電池持ちは現状維持としています。
今回の情報で分からないとしているのがS-Penで対応することは間違いないとされていますがGalaxy S22 Ultraのように内蔵するかは不明。
内蔵しているプロトタイプもあるみたいですがヒンジの構造/本体の厚み。さらにバッテリー用のスペースを十分に確保できないことからも開発が難航しているとされています。
本体のデザインがほぼ変わらないとなればサイズもほぼ一緒。そうなればS-Penを内蔵する分だけ本体の内部スペースが圧迫されるのでバッテリーの小型化。
Galaxy Z Fold 3の時点で電池持ちはあまり良くないですがこれ以上悪化するなら考えもの。個人的にはS-Penを内蔵させるよりも電池持ちの方を優先して欲しいように感じます。
またSamsungが力を入れているとされているヒンジの見直しによる本体の薄型化/軽量化も改善程度で大きな違いはないとしています。UTGの耐久性が改善されると予測されておりUnder Display Cameraも大幅に改善されるとしていますがそこまでのインパクトはない。
今回も耐久性の改善がメインでマイナーアップデートになる可能性が高い中価格は据え置き。高くならないだけでもありがたいですがちょっとインパクトに欠ける感じになりそうです。
それだけGalaxy Z Fold 3の時点で完成度が高いということになりますが新製品として見れば物足りなさは否めず逆にPixel NotePadにとってはチャンスになるかもしれません。
Pixel NotePadしかいない。
Pixel 6シリーズのアドバンテージの一つが価格の安さでPixel 6は$599とかなり安めの価格設定。また事前情報通りであればPixel NotePadの価格は$1399程度になると予測されておりGalaxy Z Fold 3と比較してもかなり安い。
折りたたみ式機種でこの価格はかなり魅力的です。また今回の情報通り2世代目のGoogle Tensorを搭載していればパフォーマンスも十分な可能性。カメラに関してはPixel 5a達と同じとされておりPixel 6のような最新の構成ではない。
ただ他社と異なりカメラソフトを中心に開発してきたGoogleだからこそカメラスペックが見劣りしたとしても撮影できる写真に不安は一切ない。そして何よりの特徴に感じるのがその形状。
Android12Lの内部コードからもGalaxy Z Fold 3寄りのデザインではなくFind N寄り。リークしているディスプレイサイズだと7.6インチとされておりOppo Find Nを一回りかもう少し大きくした感じでサブディスプレイに関しても普通のスマホのように使える可能性大。
2世代目とはいえGoogle Tensorの燃費の悪さや発熱のしやすがどうなっているのか。
また折りたたみ式機種は耐久性が命となってきますがディスプレイはSamsung製のUTGで大丈夫だとしても他の部分がどうなのか不安な部分もありますが折りたたみ式機種は内部スペースの問題からカメラが弱めになりがちな中ハードルに頼らないGoogleの強みを活かせること。
また先日にはAndroid12Lが公開されましたがまだ発売までに時間があること。さらにAndroid13では折り畳み式機種をより快適に使えるようにするための新機能が追加に。
なので早く発売されて欲しいところですがOS部分は下半期になればより洗練される可能性。そして半導体不足の中価格を事前情報通り安めに設定することができればかなり注目を集めそう。
自分は今年何がなんでも欲しい機種であり発売されたら必ず購入すると思います。ただ何よりGalaxy Z Fold 4で現行モデルの不満が解消されない可能性が高いことからもよりPixel NotePadに期待したくなっちゃう自分がいます。
まとめ。
今回はPixel NotePadの生産時期に関する情報が出てきたので改めてまとめてみました。Googleが今後タブレットや折りたたみ式機種を重要視しているからこそのAndroid12L。
ベースは作ってもそれ以外は他社任せというわけにはいかないと思うのでGoogle自身でもぜひ出して欲しい。そしてAppleに及ばなくてもエコシステムを強化して欲しいように感じます。
2020年頃からオーディオ関連の企業も買収を進めているのでPixel Budsにも期待です。