一部情報によれば今年の上半期に正式発表される可能性が高いXperia 1Ⅳは大幅な値上がり。
値上がり自体は特段驚きはありませんが価格が据え置きになるとされているXperia 5Ⅳとの価格差の要因はカメラとされており逆にどれだけカメラが強化されるのか気になるところ。
今回海外のスレッドにXperia 1Ⅳのカメラについて投稿されていたのでまとめたいと思います。
まだまだ開発途中!?
先日にはOnLeaks氏によってCADを元に作成されたXperia 1Ⅳのほぼ確定的なレンダリング画像がリークしています。このデザインを確認する限りはXperia 1Ⅲと比較すると大きな進化がないようにも感じます。
ただ直近の情報を整理するとカメラセンサーが大幅に強化されるとの予測が多い。今回の情報も信憑性は定かではないので噂半分程度でお願いします。 今回の情報によるとXperia 1Ⅳのカメラセンサー自体はまた最新決定がしていない。
ただ現在候補に上がっているカメラセンサーは非常に見栄えがいいものだとしています。つまりハード的に魅力的なカメラセンサーを搭載する可能性があるとも言えます。ただ現時点で最終決定していないのであれば大量生産を開始する前の段階であるEVTの段階にすら移行していないことになります。
ざっくり言ってしまえばスペックとデザインを最終確定したらEVTに移行して搭載したスペックやソフトなどより多角的にテストを行いこの段階をクリアできればいよいよ生産という流れです。
逆に言えばEVTに移行しているならよほど深刻な問題が発生しない限りはデザインなど最終確定に。今回の情報通りであればカメラセンサーが決定していなければEVTの段階にも移行出来ていない。
なので今後センサーを決定した上でトータルのスペックを最終確定した上で最終のテスト。それもクリアしたら生産に移行できますが現時点でこの状況なら少なくとも発表も4月中なのか怪しい。
一部情報によればSonyはリーク対策として正式発表後からしか大量生産をしないと言われています。
ただこれはXperiaの販売台数が少ないからこそできる芸当であって例えば直近の情報からもAppleはiPhone 14がすでにEVTの段階に移行したとされており9月に正式発表予定の機種がすでにスペックとデザインが最終確定。
またSamsungは正式発表前の2ヶ月以上前から生産開始。在庫を積み上げるために巻きで大量生産を開始するとされており今回の情報通りSonyがまだカメラセンサーすら決定してないとなれば例年もこんな感じなのかもしれませんが不安が強い。
iPhoneと同じカメラセンサー!?
そして今回の情報によればXperia 1Ⅳに採用されるカメラセンサーはAppleと共有しているとの話。ただカメラセンサーは同じでもレンズやチューニングは異なることを保証するとしています。
今回の情報ではAppleと共有されるとしていますが問題なのはiPhone 14など無印と同じなのか。それともiPhone 14 Proシリーズと同じなのか不明。記事執筆時点で無印のカメラセンサーは不明。
ちょっと調べた感じではiPhone 13の詳細なカメラセンサーに関する情報が見当たらない。ただiPhone 12シリーズの時は広角/超広角は4モデルで共通だったので広角はIMX703。そして超広角はIMX772の可能性。
少なくとも数字で判断すればXperia 1Ⅲの広角はIMX557で超広角がIMX363とiPhone 13の方が新しい世代のカメラセンサーを搭載しています。そして問題になるのがiPhone 14のカメラが刷新されるかどうかで現時点では情報がないこと。
コストカットのためにカメラセンサー自体はiPhone 13と共通化する可能性もあります。なので仮定の話になりますが仮にiPhone 14がiPhone 13からほぼ変更がないのであればXperia 1ⅣはIMX700番台を搭載するかもしれない。
一方でiPhone 14 Proシリーズは刷新との予測。少なくともセンサーサイズなどが不明ですが画素数は48MPでSony製を採用しているとの噂。Sonyに関してもTSMCと協力してiPhone 14 Pro用のカメラセンサーをすでに製造との話。
なのでiPhone 14 Proと同じカメラセンサーを搭載しているのであればカメラセンサーが大型化。iPhone 14 ProのCADがすでにリークしており現行モデル対比でカメラ部分が大型化。
その理由としてはやはりメインカメラセンサーの刷新が影響しているとされており現行モデルのIMX703と比較した場合カメラセンサーの対角線の長さは25~35%程度長くなる。
また48MPで7枚レンズ構成になるとカメラの厚みは5~10%増すとされています。ちなみにiPhone 13 Pro Maxが搭載しているIMX703のセンサーサイズは1/1.66インチ。
一方でXperia 1ⅢのIMX557は1/1.7インチなのでIMX703の方が僅かに大きいです。そのため今回の情報通りセンサーが同じになればXperia 1Ⅳもカメラ部分は大きくなる可能性あり。
またXperia 1Ⅳのレンズ構成が不明ですがレンズ構成によってはカメラバンプも酷くなる可能性。AppleはiPhone 14 Proでカメラの画素数をiPhone 6s以来に変更する理由としては8K対応。
今回の情報通りXperia 1Ⅳでも48MPのカメラセンサーを搭載するならその目的が気になるところです。
センサーサイズが大型化。
今回の情報ではXperia 1Ⅳに採用されるカメラセンサーに関する言及はありません。またiPhone 14 Proに採用されるカメラセンサーの詳細も不明ですが事前情報通りであれば大型化。
ちなみに別の情報源によるとXperia 1Ⅳが採用するレンズ構成とXperia PRO-Iは一緒との予測。カメラセンサーの知識がなくて申し訳ないですがXperia PRO-Iのレンズ構成は可変氏絞り+1g5p。
そして採用されているレンズはガラスとプラスチックを組み合わせたハイブリットレンズとしておりこのレンズモジュールは1/1.3インチ用になるとしています。
Xperia PRO-Iは1.0型のセンサーを搭載。
ただ写真を撮影する時は画素数を12MPにして全体の60%しか使っておらずセンサーサイズで言えば1/1.31インチ相当されているのでレンズモジュールもクロップすること前提で開発されている。
またこの情報通りであればXperia PRO-Iと同じレンズモジュールを採用するならXperia 1Ⅳのカメラセンサーは48MPの1/1.3インチとかなり大型化することになりGalaxy S22 UltraのメインカメラセンサーやXiaomi 12 Proのカメラセンサーに近いサイズ感とかなり大型化します。
こうなった時に先日リークしたレンダリング画像のように従来と同じカメラデザインを採用できるのか個人的にはかなり疑問に感じます。また一部情報は48MPのカメラセンサーを搭載しても12MPにクロップする可能性がありXperia PRO-Iのようにセンサーをフル開放しない可能性も。
何より個人的にXperiaのカメラに求めているのがバースト撮影とタイムラグがない撮影。
Xperia PRO-Iでは残念なことにシャッターボタンを押してから撮影が開始するまでに僅かにタイムラグがあり撮影したいタイミングがから僅かにずれるのでかなりストレスに感じます。
なのでXperia 1Ⅲのカメラの方がタイムラグなく撮影できるのでXperia 1Ⅲを使っています。今回の情報通りXperia 1Ⅳのカメラセンサーが大型化した場合に同様の問題が発生しないか不安。
またXperiaのシンプルなカメラデザインが好きですがXperia PRO-Iのように割と強調したデザインになるのか。またカメラバンプはどうなるのか。今までとカメラデザインが異なる可能性も。
またセンサーサイズが大きくなれば最短撮影距離も長くなるため接写もしにくくなります。
今回の情報の信憑性は定かではありませんがSonyが何を狙ってセンサーを大型化するのか少なくとも今までのXperiaのカメラの良さが損なわれることだけは避けて欲しいように感じます。
まとめ
今回はXperia 1Ⅳのカメラセンサーに関して新たな噂が出てきたので簡単にまとめてみました。カメラセンサー自体は刷新されて欲しいですが極端な大型化などは正直不安しかありません。
Sonyはカメラソフトでの加工を最低限にチューニング。なので画質の改善はハードに依存します。
ただカメラソフトの完成度自体はそこまで高いとは言えないのでハードを強化した分ソフトで上手くカバーできないと使い勝手は悪化する可能性もありちょっと不安に感じます。