一部情報によればPixel 6aが認証を通過しているとされており正式発表の準備の最終段階。またPixel 6aと同時に発表が予測されているPixel Watchも公式HPの更新や実機がついにリーク。
このことからも5月11日に開催予定のGoogle I/Oで正式発表される可能性がより高くなった印象。ただ一方で今回Google StoreにおいてPixel 5aとPixel 6が激安なのでまとめたいと思います。
Pixel 6が大幅値引き
発売以降バンドルのセット割引はあったものの単品で割引はほとんどなかったPixel 6シリーズ。今回Googleがゴールデンウイークセールとして5月16日までの期間限定で一部Pixelを値引き。
今回のセールで割引になっているのはPixel 6とPixel 6 Pro。そしてPixel 5aの3機種。Pixel 6 Proに関しては約8000円の値引きとなっていますが値引き後でも10万8980円と個人的にはそこまで魅力に感じない。
一方でPixel 6に関しては1万3812円の値引きで6万988円。少なくともハイエンド相当のパフォーマンスを誇るGoogle Tensorを搭載しているため実質ハイエンドの直販モデルが約6万円は非常に安い。
ここで合わせてPixel 6を購入する前に確認しておきたいこととして大きく指紋認証/電池持ち/スピーカーの3つがあります。
まず一つ目として指紋認証ですがPixel 6 Proと同じ光学式指紋センサーを搭載していますが個体差もあるのかPixel 6の方が手持ちだと明らかに認証の際に癖がある感じです。
少なくともメーカーは違えどどちらも指紋認証対応のガラスフィルムを使っていますが明らかにPixel 6 Proの方が認証の反応がいい。発売以降複数回のアップデートが配信。
自分の手持ちは最初から安定していた個体だった可能性がありアップデートでも特段変化なし。そのため最初から感じていた指紋認証の差がそのまま今でもあるという感じです。
Pixel 6 ProもGalaxy S22 Ultraなど超音波式指紋センサー搭載機種と比較すれば認証精度に認証速度で物足りなさを感じますが光学式を採用していることを考えれば十分な印象。
ただPixel 6は認証のコツを掴んでいるとはいえ慣れるまでは認証がしにくいかもしれません。
そして2つ目としては電池持ちでGoogle Tensorの最適化の問題なのかあまり良いとは言えません。歴代Pixelのハイエンドと比較すると電池持ちはいいですが同時期のライバル機種と比較すると電池持ちは決してあまりいいとは言えません。
自分の使い方だと寝る前の電池残量が50%以下。電池持ちがいいXperia 5ⅢやGalaxy S21 Ultraが60%以下になることがあまりないことから50%以下になることがほとんどのPixel 6の電池持ちはちょっと物足りない印象です。
ゲームをほとんど使わない自分でこの感じなのでゲームをやるとなると発熱含めて足りないかも。
そして3つ目としてスピーカーですがアップデートでアダプティブサウンドに対応して多少改善したとはいえフラッグシップモデルでありハイエンドモデルであることを考えると音量も音質もかなり微妙に感じます。
Pixel 6 Proと比較してもかなりの差を感じます。不具合やバグも個体差があれど発生している感じですがいずれ落ち着くと思います。
それよりも今回触れた3つに関してはしっかり確認して欲しい分かりやすいデメリットなので重要視するのか。それとも重要視しないのかしっかり見極めて欲しいところ。
Pixel 5aが大幅値引き。
そしてPixel 5aに関しては9912円の値引きで4万1788円で購入する可能とかなり魅力的。カメラと電池持ちに拘りがある人なら変に5万円~6万円のミドルレンジを購入するなら安くなっているPixel 5aを選ぶのはありだと思います。
個人的にはそこまで深刻なデメリットをあまり感じておらず中華スマホによくありがちなスペックで飾らないのが好印象。たしかにPixel 5aは120Hzの高リフレッシュレートやワイヤレス充電に非対応などスペック的に物足りなさを感じることがあります。
ただミドルレンジを求める人がここまで求めるか。それより分かりやすく使い勝手が抜群にいいカメラ。個人的にはポートレートモード含め動画より写真を撮影することがメインの人であればPixelのカメラは非常に使いやすいと思います。
100倍ズームや高画素カメラセンサーなど派手なスペックはありませんがユーザーがシャッターボタンを押してから保存されるまでのタイムラグもほぼなく狙ったタイミングで撮れる。
またポートレートモードで撮影しようとすると最短撮影距離がかなり長くなる機種が多い中Pixel 5aは変わらず撮影できるので1倍の撮影と同じ感覚で撮れるので分かりやすいです。
もともとカメラソフトがかなり優秀で古いカメラセンサーでも他のハイエンドに遜色がない。その中で今回の4万円の価格帯においてはほぼ頭一つ抜けたカメラを搭載していると思います。
購入する前に確認しておきたいことがあるとすれば筐体サイズが大きめで少し重めであること。少なくと歴代Pixelの無印のような片手におさまるコンパクトなサイズ感や重さではありません。
そしてもう一つは迅速なアップデートはアップデートサポート期間の長さがPixelの特徴ですがPixel 5aは発売してからまもなく1年経過しようとしているのでサポート期間はあと2年。
2年以上の利用は想定していない人にとっては問題ないですがそれ以上に使いたい人にとってはちょっとサポート期間の短さが気になるところ。ただ迅速なアップデートの配信は相変わらずでPixel 6シリーズと比較するとバグや不具合の発生もそこまで多くはなく安定している印象です。
下取りの強化。
今回のセールの割引でPixel 6とPixel 5aの価格は個人的にかなり魅力的に感じます。そしてセール期間中だと地味に魅力なのが歴代Pixelの下取り価格が地味に増強されていること。
少なくともPixel 3シリーズはアップデートサポート期間が終了 Pixel 3aシリーズも5月頃とまもなく終了すると思われ今年いっぱいでPixel 4シリーズも終了になると思います。
Pixel 5a以降はGoogle Photoへの高画質による無制限アップロードサービスは終了。
そのため対応しているそれ以前の機種を手元に残すかはユーザー次第ですがPixel 3シリーズにPixel 3aシリーズ/Pixel 4シリーズは共通して最大で2万5000円の下取り。
あくまでも最大での下取り条件を満たす必要がありますがPixel 6であれば約3万6000円にそしてPixel 5aに関しては1万7000円程度で購入できるなどめっちゃ安くなります。詳細を調べてくれていませんがPixel 3シリーズとPixel 3aシリーズのこの下取り価格は魅力。
Google Photoに関してはユーザーの判断次第。自分は面倒なので旧機種にデータを移行してバックアップするという手間を考えればGoogle Oneで月額契約した方が楽に感じます。
結局Google Driveなども使っていて容量が無料の範囲では足りないので契約が必須。また自分は容量が嵩張ってでも高画質ではなくオリジナル画質でバックアップしています。
無料の15GBの範囲内の人やGoogle Oneを契約してもいい人。また手間がかかってもいいからSDカードをアダプターを通して保存する人にとっては下取りはおすすめという感じです。
また今回のセールではPixel以外にも割引となっており個人的には今回2つ購入しました。自分が家で構築している環境を実家で最低限構築したいのでChromecast with Google TVを購入。
定価7600円が値引きで4980円だったので安くて購入。また日本でGoogle Nest Camが発売される前からeBayで購入して見守りカメラとして愛用。今回2320円の値引きで9980円。
実家で子供を寝かせるのは2階で2階の様子が分からないのはちょっと不安なので購入しました。今までは予備のスマホを見守りカメラとして使っていましたが使い勝手がかなり悪い。
1台あっても困ることはないので今回安くなったこともあり購入しました。
まとめ。
今回はGoogle Storeにおけるゴールデンウィークセールがかなり魅力的なのでまとめてみました。キャリアが行なっている叩き売りと比較してしまうと微妙ですが直販モデルでこの価格は魅力。
あとは購入前に安い上でデメリット確認した上で気になる人はチェックしてみてください。今回のPixelは在庫の消化の狙いもあって大胆な値引きになっているのかもしれません。