Apple製品の9割は中国で製造されているとされており、今年のモデルで中国のロックダウンの影響を受けないとされているのがAirPods Proの第2世代。iPhoneに関しては1つのモデルの開発が遅れているとされています。
サプライチェーンの混乱や原材料などの高騰からも値上げは避けられないと予測されていましたが今回Phone ArenaによるとAppleはiPhone X以来の値上げを行う可能性があると報告しているのでまとめたいと思います。
値上げは避けらない。
2017年に発売されたiPhone Xは歴代iPhoneとして初の$1000。非常に高価と話題になりましたが、iPhone 11シリーズではラインナップの見直しでiPhone Xの後継機種が実質iPhone 11 Pro。
そしてiPhone XRの後継機種がiPhone 11という感じに。そしてiPhone 12シリーズではコストカットのためか付属品をカットすることで5Gに対応しても本体価格は基本据え置き。
そしてiPhone 13シリーズに関しては好調なサービス部門から補填することで価格を据え置いたとされています。そして今回の情報に基づいてiPhone 14シリーズの価格をまとめると以下のようになります。
iPhone 14 | $799 |
iPhone 14 Max | $899 |
iPhone 14 Pro | $1099 |
iPhone 14 Pro Max | $1199 |
iPhone 14は唯一価格が据え置き。一方でiPhone Xの実質後継シリーズになるiPhone 14 Proは前モデル対比で$100となっており、今回同サイトは2017年以来の値上げになるとしています。
iPhone 14 Proはパンチホールデザインの採用やM12の採用にA16 Bionic。さらにインカメラやメインカメラセンサーの刷新からも値上げは避けられないと予測されていましたが今回の情報通りであれば値上げになります。
またiPhone 14を発表以降もおそらくiPhone 12など型落ちモデルの価格を見直した上で併売すると思いますが、iPhone 14は前シリーズと異なりminiが廃止になるためシリーズ全体で見た時に最低価格は$100の値上げという感じになります。
iPhone 14シリーズが正式発表される頃に日本の場合は円安がどうなっているのか。また昨年のように発売直後からばら撒きが始まるのか。少なくとも発売直後は買わない方がいいのかもしれません。