コロナ以降Sonyはマーケティングを変更したのかMWCやIFAなど国際イベントで新製品を発表することなく独自イベントを開催。今年は昨年より約1ヶ月遅く5月に新製品を発表。
ただ発表が遅かったこともあるのか従来の課題だった発表から発売までのタイムラグが改善。一方で上半期に正式発表が遅かったことを考えると下半期もずれこむ可能性もあります。
今回海外のリーカーが下半期のラインナップについて言及しているのでまとめたいと思います。
Xperia PROシリーズの存在。
昨年と異なり今年はXperia 5シリーズの最新機種となるXperia 5Ⅳが正式発表されていない。
ただXperia 5シリーズは従来と下半期に発表されてきたことからも昨年がイレギュラーだったと考えることも出来ますがここ最近の情報によると今年は新型が発表されないとの予測もあります。
仮に今回の情報通りで昨年と同じ流れであれば下半期はXperia PROシリーズが発表されるのか。ただXperia PROシリーズに関しても今年は最新機種が発表されない可能性があるとの噂。
少なくとも下半期に発表されるという噂はなく逆に発表されないという噂がある状態です。
実際のところどうか不明ですが今回の情報によるとリーカーは今年の後半にゲーミング特化したXperia PRO-Gを発表する必要はなくSonyがすでに明らかにしたゲーミングギアで十分と予測。
だいぶ前にSonyの申請した特許からゲーミングギアの存在が明らかになっていたことからもSonyはゲームに特化したXperia PRO-Gを開発している可能性があると予測されてきましたが実際に蓋を開けてみるとXperia 1Ⅳ用のゲーミングギアを開発していることが判明しただけ。
必ずしもゲーミングギアを開発しているからといってXperia PRO-Gが開発されているとは言えず。
少なくともXperia PRO-Gが今年の下半期に発表されないとして今年新しいXperi PROシリーズが必ずしも発表されないとは言い切れませんが先日のSonyの新製品体験会においてXperia PRO-Iの後継機種については現時点で何も決まっていないとしており今年は出ないかも。
ただスマホ市場においてカメラの進化はまだ成長期であることからも毎年のアップデートが理想。
またベースとなっているXperia PROですがカメラに通信機能を持たせるという特殊性からも毎年最新モデルを出す必要性はありませんが少なくともメジャーアップデートは終了した可能性。
さらにセキュリティアップデートはあと1年程度でXperia PROの業務用という特殊性を見ると後継機種をそもそも予定していないのであれば別ですが後継機種の予定があるのであれば今年中に発表した方がいいようにも感じます。
ただXperia PROが最初に発表された時はスマホのイベントでしたが改めてその後発表された時はカメラのイベントで発表されておりSonyが仮に後継機種を出す場合にスマホのタイミングなのかカメラのタイミングなのか不明。
少なくとも今年発表される可能性があるXperia PROシリーズは3機種あるけどそもそも新体制に移行してからXperia PROシリーズを継続するのかは不透明です。
新体制に移行して開発が中止になったからこそ今年は新型でないと予測されているのかも。
Xperia 5Ⅳをスキップ。
そして同氏が面白い推測をしておりまず今年Xperia 5Ⅳは今年発表される可能性は低い。ただ来年の上半期にナンバリングを変更した上でXperia 5Ⅴを最初に正式発表するとしています。
Xperia 1シリーズがプレミアムモデルという立ち位置であることから下半期に登場するXperia 5シリーズは最新世代で見ればSnapdragon 8+ Gen 1のようなオーバクロック版を搭載することが出来ないとのジレンマがあります。
ただ同氏によれば今年はスキップして来年の上半期にSnapdragon 8 Gen 2を搭載して発表すればSnapdragon 8 Gen 1の発熱問題を多少なりとも回避することができ一方でXperia 1Ⅴを下半期に発表と変更。
Xperia 1Ⅴを下半期に変更すれば今年のSoCのように状況を見た上で臨機応変に対応できる。来年で見ればSnapdragon 8 Gen 2もしくはSnapdragon 8+ Gen 2と選べます。
Xperia 1シリーズがプレミアムモデルの立ち位置だからこそXperia 1シリーズがより優れたSoCを搭載したとしても問題はありません。
あくまもでXperia 1シリーズとXperia 5シリーズの発表時期を入れ替えるというのは同氏の期待に過ぎませんが個人的にはかなり面白いと思います。
日本だとあまりありませんがXperia 1シリーズの方が半年近く早く発売されることからもXperia 5シリーズが発売される頃にはXperia 1シリーズが値下げされていることがあり世代によってはプレミアムモデルよりもレギュラーモデルの方が高いという逆転現象も。
発売時期が違うため仕方ないですが同じ世代で価格が逆転するのはちょっとなんかよく分からない。ただ発表時期を入れ替えることが出来ればXperia 1シリーズの方が安くなることは避けられる。
そもそも現行シリーズに移行した時も1から生まれ変わるという意味を込めたXperia 1を先に発表することが優先事項だったと思うので同時にXperia 5シリーズを発表するならまだしも冷静に考えると順番が逆転している。
Sonyもそう思っているからこそ2021年は下半期にXperia PROシリーズを発表して上半期に一般ユーザー向けモデルと発表のタイミングを見直しかったのに半導体不足の影響などから上手くいかなかったのかもしれません。
SonyにとってXperia 5シリーズは販売台数の稼ぎ頭だと思うので仮に今年発表しなければ今年の売上は厳しいかもしれませんがどこかのタイミングで入れ替える必要があるのであれば逆に今年がタイミングなのかもしれません。
従来下半期に発売しても少なくとも国内では安定的な人気があったことからも上半期は新型iPhoneがいないことからもより売れるかも。
そして下半期はライバル機種が多いからこそSonyの拘りとその年の集大成としてXperia 1シリーズを出した方がユーザーにとっても分かりやすい流れになるかもしれません。
まとめ。
今回は有名なリーカーがXperiaのラインナップに言及していたので簡単にまとめてみました。自分はXperiaが好きなのでXperiaを購入しますが今年のXperiaは正直おすすめしにくい。
今後も値上げが継続するようであればXperiaはどんどんおすすめしにくい機種になるので個人的にはサイズ感的にも価格的にも人気が高いXperia 5シリーズに頑張って欲しい。
そして今大きなテコ入れが必要で今年発表しないとなるのであれば自分は賛成です。