Xiaomiは中国ですでにXiaomi 12シリーズの発売を開始しており、また一部情報ではグローバルモデルの認証情報からも早ければ1月には正式発表される可能性も。
また3月にはXiaomi MIX 5シリーズも発表されると予測されています。今回GizChinaが2世代目となるXiaomi Mi MIX Fold 2について言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
市場で存在感なし。
折りたたみ式元年となった2019年においてSamsungはGalaxy Foldを正式発表。そしてHUAWEIはHUAWEI Mate Xを正式発表。それ以降両メーカーとも折りたたみ式機種を積極的に展開。
ただHUAWEIはエンティティリストの影響でまともに製品開発が出来ない状況にあり失速。昨年末にはHUAWEIがHUAWEI P50 PocketにOppoがFind N。そして先日にはHonorがMagic V。
そして今後GoogleもPixel Foldを正式発表すると予測されており、今年は多くのメーカーが折りたたみ式をより積極的に展開する可能性。とはいえそれでも現状ではSamsungの独壇場に。
今回の情報によると2021年第3四半期において折りたたみ式機種市場でSamsungが93%のシェアを獲得。そしてHUAWEIが6%のシェアを獲得でこの2つのメーカーで市場シェア990%を獲得。
Xiaomi MI MIX Foldはスマートフォンとして初となる液体レンズの搭載や、その本体価格の安さから話題になりましたが市場にその存在感を全く示すことができなかったことになります。
この残りの1%をXiaomi、Motorola、Royole、Microsoft、TCLなどで共有している感じ。発売から時期が経っているため売上も鈍化しているとは思いますが、それでもXiaomiの機種であることを考えると厳し目。
2世代目のスペック。
一時期は2021年後半にマイナーアップデートモデルが発表される可能性があると予測されていましたが実際に発表されず、この感じだと今年の第1四半期から第2四半期に2世代目が登場する流れになりそう。
今回の情報によるとその認証情報からもモデル番号は22061218Cで中国向けに6月頃に発表される可能性があります。また2世代目の最大のアップデートはディスプレイになるとしています。
MIX Fold | ディスプレイサイズ | リフレッシュレート |
メインディスプレイ | 8.01インチ | 60Hz |
サブディスプレイ | 6.52インチ | 90Hz |
ディスプレイのスペック的に物足りなさを感じた初代ですが2世代目のメインディスプレイは表示解像度が2K。さらにリフレッシュレートが強化されると予測されており可変式/120Hz表示に対応する可能性。
メインディスプレイが強化されればサブディスプレイも同様に強化される可能性。またディスプレイサイズやアスペクト比も変更され、サブディスプレイは現行モデルのように縦長ではなく通常のスマホのようになるとしています。
なのでアスペクト比21:9以下になると思われます。またメインディスプレイにはUnder Display Cameraを搭載。初代はGalaxy Z Foldを意識したようなデザインでしたが、Mate X2やMagic Vのようにサブディスプレイがより使いやすくなるのは嬉しいところです。