激安再来。Xperia AceⅢのほぼ確定的デザインが判明

2021年の上半期だったか通期だったか覚えていなくて申し訳ないですがSonyが国内シェア2位に。Androidでは国内シェア1位と近年SHARPの押され気味だったのでファンとしては嬉しい。

そして国内シェア拡大の立役者となったのが実質0円で配られたXperia Ace IIです。今回その情報に定評があるOneLeaks氏がXperia AceⅢのほぼ確定的デザインを公開したのでまとめたいと思います。

デザインが判明。

OneLeaks氏は過去にも様々な機種のCADを基に作成したレンダリング画像を多数公開しています。CADから作成しているため質感などは不明ですがデザイン全体像を見るには貴重な情報になります。

まず本体上部においてイヤホンジャック。そしてマイク穴を搭載していることを確認できます。

本体右側面には音量ボタンと電源ボタン。電源ボタンにおそらく指紋認証が統合されている可能性。

また本体左側面においてSIMトレイ。少なくともSIMピンが必要なタイプではないことを確認。

そして本体下部にはUSB-C スピーカーグリルを確認することができます。

本体フロント部分を確認すると前モデルと同じくノッチを採用。またスピーカーの存在も確認できます。この感じだとほぼ間違いなくモノラルスピーカーを搭載していると思われます。

スピーカーグリルが下にあること。さらにノッチを採用していることからもおそらくOEM製品。前モデルと同様でXperiaの名を冠していますが開発自体は他社が行なっている製品だと思います。

ベゼル自体は太めですが廉価モデルであることを考えれば仕方ないと思います。また背面を確認するとシングルレンズカメラの搭載。またカメラバンプもなく非常にスッキリ。

現行モデルとの違いとして気になるのはカメラで深度測位センサーを搭載していたためデュアルレンズカメラのように見えますがXperia AceⅢに関してはシングルレンズカメラに見えます。

カメラセンサーの右下部分に何か搭載していますがこれが深度測位センサーなのかは不明です。廉価モデルということもありデザイン的にも大きな変更が余計にない感じです。

期待されるスペック。

次に今回の情報で言及されているXperia AceⅢのスペックについて確認していきたいと思います。まず本体サイズを確認すると以下のようになります。

Xperia AceⅢ Xperia AceII
本体サイズ 139.7×68.6×9.1mm 140x69x8.9mm
重さ 159g

端数は考えにくいので139x68x9.1mmという感じになるかも。現行モデルと比較すると本体サイズは縦横1mmずつ小さくなるか全く同じという感じで厚みだけ0.2mm増えるという感じ。

重さに関しては本体サイズからも159g前後になると思われます。廉価モデルということがネックになりますがこのサイズ感は刺さる人には刺さると思います。

Xperia AceⅢ Xperia AceII
ディスプレイサイズ 5.5 5.5
表示解像度 HD+ HD+
バッテリー 4500mAh 4500mAh

ディスプレイサイズは5.5インチとしておりに表示解像度はHD+でおそらく一緒の可能性。またバッテリー容量は4500mAhと現行モデルと同じになるとの推測。

やはり廉価モデルに求められるのは絶対的な電池持ち。このディスプレイスペックにバッテリーなら前モデルと同じく電池持ちは十分である可能性。ガラケーほどいかなくてもスマホでは十分なレベル。

ただここから先の情報がちょっとありえないと思っておりありえないこと前提でお願いします。

まずSoCはSnapdragon888になるとしています。仮に搭載していたらSoC的にXperia 10Ⅳより上位モデル扱いになり現行モデルのように2万円にならない。また発熱もかなりやばいかもしれません。

Snapdragon888を搭載する可能性は限りなく0だと思いますが気になるポイントとしては5Gに対応するかどうか。2021冬春モデルの時点で廉価モデル含めて5Gへの移行がポイントになっていたのでおそらくXperia AceⅢも5Gに対応している可能性。

ただSoCに関してはSnapdragon480 5Gあたりを搭載するのか現時点では全く予測できません。少なくとも動作性を求める価格帯ではないため5G対応SoCの中でもかなり安めのものを搭載するかもしれません。

またRANに関しては6GBでストレージは128/256GBになるとしていますが現行モデルはRAM4GB。そしてキャリアモデルでストレージオプションがあるとは考えにくいのでどんなに良くても128GB。

現行モデルと同じく64GBでSDカードスロット搭載が妥当な流れになると思います。

またカメラに関しては13MPのシングルレンズカメラを搭載しているとの予測ですが妥当な感じ。個人的には5Gに対応しつつ2万円台にする必要があることからもSoC以外はほとんど使い回しの可能性。

エントリー向けの5G対応SoCの原価コストがどの程度なのか不明ですが結構気合いを入れてコストカットしないと現行モデルからの価格の据え置きは結構厳しいように感じます。

あくまでも価格優先のモデルであることからも中華スマホのようなコスパには期待しない方がいいです。単純にXperiaが安く買えるだけでコスパどうこう気にするような機種ではありません。

2022年モデルの傾向。

記事執筆時点でXperia 1Ⅳ/Xperia 10Ⅳ/Xperia AceⅢのデザインがリークしたことになります。3機種とも前モデルと比較して共通していることは本体の厚みが増しているが僅かに小型化している。

サイドフレームがよりフラット形状となっておりGoogle Assistant専用ボタンの廃止という流れ。Xperia 5Ⅲに関しては手にフィットしやすいようにサイドフレームは丸みを帯びた形状を採用。

ただXperia 5Ⅳでは他のモデルと同様にサイドフレームがフラット寄りになるのか気になる。またそれ以外の僅かな小型化などはほぼ一緒だと思うので大体のデザインの予測はつきます。

あとはレンダリング画像がリークしたとしても分からないですがXperia 5Ⅲの時は日本限定だったフロスト加工を採用したカラバリがグローバルモデルでもレギュラー色になるかどうかという感じです。

Xperia 5Ⅳは最初からフロストシルバーがラインナップされていて欲しく欲を言えばXperia 1Ⅳでも欲しい。まだ詳細なスペックなどは分からないですが2022年モデルの進化の方向性は見えたように感じます。

今回の情報でもXperia AceⅢは日本限定モデルになる可能性があることを示唆しています。大手キャリアからはおそらくauとdocomoあたりが発売。特にdocomoは3G契約者を膨大に抱えているので2026年までに3Gから4Gや5Gに移行してもらう必要があります。

今までは4Gのエントリーモデルを用意することで契約プランの変更を促していましたが今後は5Gのエントリーモデルを用意して3Gからの移行を促しつつ5G契約者数の増加を狙うと思います。

現行モデルの動画でもお伝えさせて頂きましたがXperia AceⅢはコスパがいい機種ではありません。Xperiaは他のメーカーと異なり価格が安くなればなるほど分かりやすくひどくなります。

あくまでも初めてスマホを持つ方や超ライトユーザーがターゲットでありYouTubeで自分の欲しい動画を探すリテラシーがあるような人が購入する機種ではありません。

またご家庭ごとに事情があると思いますが進学のお子さんなどにとりあえず安いスマホと思って
購入するのはできれば避けて頂きたい。多分ですがAndroidがトラウマになるきっかけになります。

Xperiaで見れば最低でもXperia 10シリーズ。もしくは型落ちになったXperia 5シリーズなどハイエンドモデルを購入してあげた方がよほど不満なく長く使ってもらえると思います。

iPhoneはどのモデルでも基本SoCはハイエンドクラスなので動作性に不満を持つことはない。ただiPhoneと同じ感覚でAndroidを購入してしまうと失敗につながってしまう感じです。

まとめ。

多くの一般ユーザーにとってXperia Ace IIは持ちやすくて電池持ちが良くて安いと分かりやすい。なのでかなり売れたんだと思います。スマホをほとんど使わない人にとっては十分だと思います。

またキャリアからの要望があったからSonyも後継機種の開発を委託したのかもしれません。少なくともグローバル市場で発表されることはないと思うのでキャリアの新製品発表に依存する。

遅くても5月頃には正式発表されて欲しい。昨年と同様にXperia 5Ⅳの発売日と同じだったりするかもしれません。

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